新訳『貧しき人びと』第1回 四月八日 〜マカール・ジェーヴシキンからワルワーラ・アレクセーブナ様へ〜 フョードル・ドストエフスキー作

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〜 新訳『貧しき人びと』フョードル・ドストエフスキー  桐下正教 訳 〜


今日からドストエフスキーの作品を新訳でお届けしたいと思います。音読に適するよう、新たに原語(ロシア語)から訳し下ろしてもらいました。
この作品は文通の形態をとっていて、二人の往復書簡が続きます。翻訳者のご厚意により今回この朗読を無料で公開することができますので、
このブログとYoutubeでキリ良く1通づつ読んでいきたいと思っています。


🎶 Youtubeはこちらから 🎶
https://youtu.be/APhOxBM4rRo


今回はその第1回目、マカールさんからワルワーラ嬢への手紙です。とびきり難しい言葉は出てこないようですが、馴染みの薄そうな言葉の補足や挿絵代わりの写真なども 時々載せてみたいと思います。

まず最初は   
《イコン》  

イイスス・ハリストス(イエス・キリスト)や聖マリア、聖人などの像が描かれている絵のこと 板の上に描かれたものを部屋の壁などに飾るようです ロシアの美術館の写真集をいくつか見たのですが、どれにも載っていました 


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《お茶》 

これは紅茶のことのようです。サモワールの上部にすごく濃いお茶の入ったポットが載せてあって、それを各自好みの薄さに薄めて飲むらしいのです。 お砂糖ですが、お茶には溶かさず少し浸しては齧るという説明もありました。 サモワールはチェーホフの舞台を観にいくと小道具でお目にかかることがあります カップではなくソーサーにお茶を入れて飲む家族らしい絵画を見たことがあるのですが、ロシアだったかどうか うーん、忘れました 💦



《1フント》 

=約400g
こんなにもらったら手紙よりもキャンディの方が目立ちます(笑) 
今よりお砂糖が貴重だったこの時代、キャンディをどっさりいただくのは特別感があったかもしれません

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