『小林多喜二日記』1926年8月15日(第14回) ... 朗読 ...

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今回は 耳で聴いてもわかりにくそうな言葉が出てきます

  
    ★ 音声だけだとわかりにくい言葉💦 ( )内は日記中の表記

「はんあいしそう」/ (汎愛思想)

「ちょうじん じんしん しそう」/ (超人(人神)思想)


   ★ 今回登場する作品名  ( )内は日記中の表記

『曖昧屋』 小説/ 小林多喜二作 文藝春秋の懸賞小説 《『文藝春秋』大正15年/1926年3月号発表》に作者名「田口タキ子」の名で応募した作品。選外佳作20氏に含まれている。この日記の元になっている「析々帳」のほかに、多喜二が書いていた「原稿帳」の1925年11月19日に記述されているらしい

『三人姉妹』『ワーニャ伯父さん(伯父ワーニャ)』 戯曲/アントン・チェーホフ作 この2作品は1899年〜1901年に発表

『ビュビュ・ド・モンパルナス(ビュビュ・ド・モンパルナッス)』 小説/シャルル=ルイ・フィリップ作 1901年に発表された短編小説

『師走』 小説 /小林多喜二作 当時、多喜二を中心に発行する同人誌『クラルテ』の第五号 《1926年3月5日発行》に発表された作品 のちに『最後のもの』という作品に改作されている

『駄菓子屋』 小説/ 小林多喜二作 1920年、小樽中学校の卒業生と上級生で作られていた文学サークルで創刊予定の『群像』へ投稿した作品。結果は落選。この投稿の選に関わった中津川俊六《本名:武田暹》は、その後多喜二に誘われ『クラルテ』の第二号より参加している。第二号での扱いは、巻頭に武田暹の小説『東京へ』、多喜二の『駄菓子屋』は2番目に掲載。『駄菓子屋』は志賀直哉からの書評が送られクラルテの第三号に掲載されている


     ★ 今回登場する人名 ( )内は日記中の表記

「ドストエフスキー」 /フョードル・ドストエフスキー 《1821年〜1881年》ロシアの作家、思想家 

「(ニイチエ)」 / フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ《1844年〜1900年》ドイツの哲学者 神を否定する実存主義の先駆者ともいわれる
 
「シャルル・ルイ・フィリップ」/ 《1874年〜1909年》 フランスの作家 




YouTubeはこちらです
https://youtu.be/cpVSfnj8ynk

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追記です


小説『駄菓子屋』の説明のところに、“『駄菓子屋』は志賀直哉からの書評が送られクラルテの第三号に掲載されている” と書きました
ネットで調べた情報でしたが自分もクラルテに目を通したときそんな記載もあったような気がして
「らしい」という言葉もつけずに紹介してしまいました💧

ブログをアップしたあと、このあいまいな記憶が気になって『クラルテ』の復刻版を取り寄せて確認してみたら、やはりちょっと違っています 

正確には、書評の一部分だけ載せて全文は公表していません。『仲間雑記』という編集後記のようなコーナーに多喜二が書いたのは志賀直哉からもらった書評の一部分だけ。その書評への感想というか返答が主な内容でした😞

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