『小林多喜二日記』1926年8月8日(第13回) ... 朗読 ...

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今回は短いけれど ため息が伝わってくるような 日記です


    ★ 今回登場する作品名

「「師走」の改作」 / のちに『最後のもの』というタイトルに変わる、多喜二の小説。 『師走』は 当時多喜二を中心に発行している同人誌『クラルテ』第五号(1926年3月5日発行)に発表した作品

    ★ 今回登場する詩

『酒の唄』 / ウィリアム・バトラー・イェイツ作。1920年に刊行の西條八十の訳詩集『白孔雀』に『酒の唄』が入っているがこの日記とは少し異なっている。日記に書かれたものが多喜二の翻訳なのかは不明



    ★ 今回登場する映画

『巴里の女性』 / サイレント映画 チャールズ・チャップリンが監督、脚本、制作した作品。日本では1924年10月に公開。チャップリンがこの映画に音楽を付けたのは1976年なので、当時の多喜二は聞いていない




    ★ 今回登場する誌名

「金澤の雑誌」 / 大正末から昭和の初めに石川県金沢市で発行されていた同人誌『原始林』のこと。小樽に支部があったらしい。1925年10月、多喜二も在学していた小樽高商から軍事教練反対闘争が起こり、それは全国へと広まった。石川県立金沢泉丘高校でも反対運動が起こり、『原始林』の同人達はその関係者だったという資料がある


     ★ 今回登場する地名

『銭函』 / 小樽市と札幌市の中間にある街。銭函駅は明治14年(1884年)の鉄道開通時、小樽駅と共に開駅した。当時は栄えていたらしい




     ★ 今回登場する人名 ( )内は日記中の表記

「斎藤」/斉藤次郎のこと。庁立小樽商業学校から生涯を通じての友人。画家を志していた。書簡が残っており、この日記に「小林多喜二書翰集/斉藤次郎への手紙」も収められている。味知二、末知二は筆名


「ウィリアム・バトラー・イェイツ(イェツ)」 / アイルランドの詩人、劇作家。1923年ノーベル文学賞を受賞

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