『小林多喜二日記』1926年7月7日(第11回) ... 朗読 ...

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今日は 戯曲、映画、舞台を語ってます 

多喜二は たぶん 五月信子のような女性にとても惹かれてますね

当時もしわたしが小樽にいたら この舞台そして映画 全部観たいです

この一座がもし小樽に来てくれたのなら そりゃ行くでしょ って思いました




      ★ 今回の登場する作品

『シラノ・ド・ベルジュラック』 戯曲/ エドモン・ロスタン



      ★ 今回登場する舞台、映画 ( )内は日記中の表記

『嬰児殺し』 / 山本有三の戯曲。1920年発表。多喜二が観たのは近代座(※1)の舞台か。詳細不明。
 映画『嬰児殺し』は1924年公開のサイレント映画。主演は五月信子



『灼熱の恋(カルメン)』/プロスペル・メリメの小説『カルメン』が原作。舞台、映画ともにカルメン役は五月信子。多喜二が舞台と映画のどちらを観たのか不明(※1)映画『灼熱の恋』は1924年公開のサイレント映画。『嬰児殺し』とともに松竹蒲田撮影所の代表作とも言われる作品



『高橋お傳』/サイレント映画 前後篇に分かれている。1926年1月〜2月公開.。主演は五月信子。
舞台作品は1925年8月近代座が旗揚げ公演で上演している。多喜二が観たのは映画のほうかもしれない



 ※ 1 
『近代座』/1925年7月頃 五月信子と夫の高橋義信が結成した劇団のこと。
      同年8月東京で旗揚げ公演『その妹』『灼熱の恋』『高橋お傳』を上演。
      同年11月『嬰児殺し』『灼熱の恋』を持って関西地方を巡演したという記録がある。
      1926年に小樽まで巡演した可能性もあるが詳細不明




     ★  今回の登場する人物名

「フランス語の高橋先生」/小樽高商の高橋益美先生のことかもしれない。多喜二は1923年11月、小樽高商の関東震災義捐外国語劇大会で上演されたフランス語劇メーテルリンクの「青い鳥」に出演している。舞台はとても好評だったらしい。この舞台を演出した人に高橋益美先生の名がある。一学年下にいた伊藤整も同じ舞台に出演した



「五月信子」/女優 (1894年〜1959年 ) 。新派の舞台女優から映画女優へ転身した、初期の松竹蒲田撮影所の看板スター。妖艶な毒婦役が当たり役



「菊五郎」/歌舞伎役者 6代目尾上菊五郎(1885年〜1949年)のこと




「高橋義信」/俳優 五月信子の夫 生没不明 当時、松竹付属だった関西新派「成美団」の看板俳優だったと記載する資料もある。1920年五月信子と結婚。1925年五月信子と近代座を結成。舞台とともに映画『高橋お伝』でも五月信子の相手役を務める





YouTubeもあります よかったらどうぞ
https://youtu.be/tUAB0Jhtnas

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